このブログでは、主に性同一性障害に関連する私自身の思いや活動の内容を書いています。
gid.jp どうもだめそう
gid.jpの行く末が心配です。先日理事会報告がMLで流れてきたのですが、失望を隠せません。しかも、意見や批判は会員MLに流せないことになったみたいです。
言論の封鎖は権力者の常套手段ではあるのですが、自分たちに耳の痛い内容は会員には見せられないということのようです。

会が大変な時期であればあるほど、自由に意見を出し合ってよりよいものにすべきなのにそれを拒否するとはどういう了見なんでしょう。それでは私の意見を皆さんに聞いてもらえません。
というわけで、身内の恥を晒すような形になってしまいますが、意見を書いておくことにします。

今までに何度かMLにも投稿し、個人的に新代表や理事宛にメールでアドバイスを送ってきたりもしたのですが、私の意見に耳を貸すつもりはないようです。
というか、基本的に私がやってきたことを否定することからスタートしているように思います。まぁ、どこぞの国と一緒で前政権の否定は権力者の常套手段ではあるのですけれどね。

もちろん、新しい理事会は私がやってきたことを踏襲する義務はありません。でも、物事がそう決まっているということにはいろいろな背景があって、試行錯誤の結果そうなっているものも多いわけで、同じ轍を踏む必要はないわけです。「歴史に学ばない者に未来はない」とも言いますしね。

何がダメって、一番ダメなのは新理事会が成立して3ヶ月も経っているのに、いまだに所信表明すら行われていないこと。さらにはそれを理事会で審議した様子すらないことです。
LGBT問題や性同一性障害の名称変更などこの混迷のこの時代、これからどうしていくのかというビジョンが最も必要だというのに。

活動の黎明期にはトップダウン型のリーダーがむいており安定期には調整型のリーダーが向いていると一般的には言われています。新しい代表はこうした調整型の人だと思っていたので期待していました。
でも、いくら調整型と言ってもリーダーはビジョンを創る必要があるんです。

それから、皆さんが気持ちよく活動に参加できるような状況を作ることが大切なのに、すでに労力の提供や持ち出しなどで多大なる貢献をしている支部幹部から強制的に会費を徴収しようとしていること。
これでは活動に参加するためには、まずお金を払わないといけないというおかしなことになってしまいます。

確かに会にお金はありません。特に本部の運営費が不足してます。某団体のように企業と密着してお金を得るというような「営業」をやってこなかった反動とも言えるのかもしれません。
でも、本部の運営費なんて切り詰めれば年間50万円程度。これがまかなえないこと自体、すでに法人として終わっているとも言えます。少なくとも私の時代は切り盛りしてやってきました。

本部運営費の中核を担うのは、会費です。正会員の年会費は5000円。つまり会費を納入する人が100名いれば充分運営できるわけです。gid.jpは会員数1500名と豪語していますが、実態は非常に寒いと言わざる得ません。
だから、まず必要なのは正会員を増やすことのはず。にもかかわらず、MLでも一度も正会員になって欲しいという要望は流れてきません。

更に、会員を増やすのに有効なのはなんと言っても実績です。特に支部はその重要な任務を帯びています。なのにその支部活動をするやる気を無くさせるような施策は、愚策もはなはだしいと言わざる得ません。

その他にも増収を図る方法はたくさんあります。理事会報告では公的助成金などには適用できないような旨が書かれていましたが、探せば見つかるでしょうし特に私企業が公募しているようなものはゆるめのものも多くあります。まず応募してみてNGになったのならともかく、やりもしないで最初からあきらめているのはどうなんでしょう。

アフェリエイトで稼ぐとか古本を売るとかその他にも増収を図る手段はいくらでもあるでしょう。それこそ会員からアイデアを募れば良いわけです。
でも、そうしたことが理事会で話し合われた形跡はありません。
まず、代表なり理事なりがいろいろ努力して汗をかかきましょうよ!そうでなければ、誰もついて来ないですよ。

作るのには時間がかかりますが、壊すのは一瞬でできてしまいます。15年かけて作ってきたものが壊れていくのを見届けるのはさすがに辛いです。これなら体調を押してでも代表を続けた方が良かったと今更ながら後悔もしています。

なんとか会が正常な方向に向かってくれることを、切に望みます。
| ran-yamamoto | gid.jp | 21:05 | - | - |
gid.jpの代表を退任いたしました
花束をいただきました

5月27日に開催されたgid.jp定時会員総会で代表を退任いたしました。
写真は、その時にいただいた花束です。
ここに退任した理由を書いておきます。

1.最大の理由は健康問題です。私は昔結核にかかったこともあり元々肺が悪いのですが、咳が続いていて体調がここのところずっと優れず、更に悪化している状態で、今までのように気軽に動き回ったり夜遅くまで活動に関する業務を行ったりするのが困難になりつつあります。とにかく、何かやろうとしてもすぐに息が切れます。
gid.jpの業務は非常に多くただでさえ手が回らず私のところで止まっていることも多いのですが、このままでは更に停滞してしまうのが目に見えています。

2.2003年に「性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会」として設立されてすでに14年、法人化されてからも6年が経過し、特定の人物が運営を担い続けるには充分な時間が経過しています。
長期政権はやはりいろいろな弊害を生みます。特に最近活動がマンネリ化しており、交流会への参加者も減り続けています。もう一度活性化するためには、新たな発想や若い力が必要と思います。

3.本年度会員総会の遅れ、過年度決算の遅れなど度重なる会運営上の不手際もありました。これもその弊害の一つでしょう。その責任を取る必要もあるでしょう。

4.ガイドラインが制定されてから20年が経過しますが、性同一性障害という概念も言葉もまもなく変更になりそうです。また昨今ではLGBTやSOGIなどの概念も広がり、これから新たなステージに移行していく時なのかもしれません。
新しい酒は新しい革袋に入れろの言葉が昔からあるように、新しい時代には新しい世代の人が担うのが適切とも思います。

他にもいろいろありますが、会の活動をさらに活発なものにするためには、私が引くのが一番良いという結論に達しました。

長年、会の代表として活動を続けてこられたのは、一重に支えてくださったみなさまのおかげです。感謝の言葉しかありません。
会員総会での最後、花束をいただき退任の挨拶を求められましたが、言葉にならず「ありがとうございました」と言うのが精一杯でした。さすがに今までのいろいろな想いがこみ上げてきました。
今後、新しい代表の下、会がますます発展していくことを願っています。

とはいえ、代表は退任いたしますが引退するわけではありません。
特例法の再改正と健康保険の適用、医療の拡充は私のライフワークと思っていますので今後も活動には関わっていくつもりです。

長い間、みなさん本当にありがとうございました。
| ran-yamamoto | gid.jp | 02:14 | - | - |
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